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ママ・アフリカ |
とても楽しいげな雰囲気でパーカッシブな曲であるタイトル曲の「Mama
Africa」から始まるピーター・トッシュの最高傑作と言ってもかまわないとてもスケールの大きな作品です。レゲエというよりも一般的なポップスとしても聴くこともできる演奏もさえ曲も充実している作品です。とにかくピーターのヴォーカルは彼の作品の中でも一番といえる状態でとても声が伸び曲の持つ魔力を最大限に引き出すことに成功しているものです。ロック・フィールドに無意味に巻き込まれ一時期方向性を完全に見失っていた彼が本来の姿に戻ったことを十二分に伝えるすばらしい作品です。ウェイラーズ時代の「Stop
That
Train」の再演はその昔のウェイラーズの傑作並の仕上がりのよさをみせ、レゲエ・アーティストの彼の本来のすばらしい歌がよみがえってきています。レゲエとしての「Jonny
B goode」の演奏も興味深くとにかくリズムセクションの冴えがこの作品を支えまくります。この作品を締めくくる「Maga
Dog」はその昔のロック・ステディ時代の彼を思い起こさせるような手堅くかつ楽しいできになっています。原点に戻り作品にスケールの大きさを感じさせる彼のキャリア終盤の傑作です。 |
曲目 |
1.MAMA AFRICA
2 GLASSHOUSE
3.NOT GONNA GIVE IT UP
4 STOP THE TRAIN
5.JOHNNY B GOODE
6 WHERE YOU GONNA RUN
7.PEACE TREATY
8 FEEL NO WAY 9MAGA DOG |
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